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3歳児が笑顔になる♪7月にぴったりの製作アイデア&保育園での楽しみ方

7月といえば、七夕や水遊び、夏の自然とのふれあいが楽しい季節。3歳児の子どもたちは、「やってみたい!」という気持ちがぐんと育ち、指先を使う活動も広がってくる時期です。今回は、保育園で取り入れやすく、家庭でも楽しめる「3歳児の7月製作」について、具体的なアイデアをたっぷりご紹介します。

目次

3歳児の発達に合った7月の製作とは?

3歳児ならではの表現力と興味を引き出すには

3歳児は、色・形・素材などに興味を持ち始め、自分なりの表現を楽しむようになります。一方で、細かい作業はまだ難しい時期でもあるので、「できた!」という達成感を得られるような工程を取り入れることがポイントです。

季節感を楽しめる題材選びのコツ

7月は七夕や夏の生き物、海や水にちなんだ製作がぴったり。子どもたちの身近な体験とつながる題材を選ぶことで、自然や季節への関心も深まります。

指先の巧緻性を育てる製作活動とは

折る・貼る・ちぎる・スタンプするなど、手先を使う遊びをたくさん取り入れましょう。のりやハサミを使い始めたばかりの子どもも多いため、安全に使える道具選びや保育士のサポートが重要です。

7月におすすめの製作アイデア集【保育園向け】

ここからは、保育園で取り入れやすく、3歳児でも無理なく楽しめる7月の製作アイデアを具体的にご紹介します。

七夕飾り|織姫と彦星・天の川・短冊づくり

  • 織姫と彦星の紙人形づくり
    色画用紙にあらかじめ円形に切った顔のパーツを用意し、子どもたちに目や口を描いてもらいます。折り紙の着物部分にのりで貼り合わせれば、可愛い織姫と彦星の完成!髪型も自由にアレンジできます。
  • 天の川を模した吹き流し
    紙テープやお花紙を細長く切って台紙に貼り、天の川を表現。キラキラの折り紙やホログラムシールで飾り付けると、光を反射して幻想的な雰囲気に。
  • 短冊に願い事を書こう
    子どもたちの言葉を保育士が代筆しても良いですし、自分で書きたい子には大きめの文字スペースを用意して自由に。星型やハート型に切った短冊にするのもおすすめです。

夏の生き物|くらげ・かに・金魚をつくろう

  • ビニール袋でつくる「ふわふわクラゲ」
    半透明のビニール袋に目玉シールを貼って、胴体部分をふんわり丸めます。足はお花紙やモールで表現し、風に揺れる様子がクラゲそっくり。涼しげな見た目で、吊るして飾ると空間演出にもぴったり。
  • 紙皿の「はさみかに」
    赤く塗った紙皿を二つ折りにし、動く目を貼って、はさみ部分を画用紙でつければ完成。ちょきちょき動く様子をまねして遊ぶのも楽しい!
  • 金魚のちぎり絵
    赤やオレンジのお花紙をちぎって、金魚の型に貼っていく製作。ちぎる、貼るといった手の動きを楽しみながら、個性あふれる金魚ができあがります。

水遊びとリンク|うちわ・水鉄砲・ビニールおもちゃ

  • 手形うちわ
    白いうちわに手形をペタッとスタンプして、周囲をクレヨンで装飾。家に持ち帰ると保護者も喜ぶ実用品に。夏祭りごっこにも使えます。
  • スポンジ水鉄砲
    太めのストローにスポンジを巻き付けて輪ゴムで止めた簡易水鉄砲。作ったあとに実際に水遊びで使えるのが魅力です。
  • ビニール風船のおもちゃ
    ビニール袋にマジックでお絵描きをして、空気を入れて結べば、手作り風船のできあがり。投げたり転がしたりして遊べます。

季節の自然素材|葉っぱスタンプ・ひまわり製作

  • 葉っぱスタンプアート
    園庭で拾った葉っぱに絵の具を塗り、画用紙にスタンプ!形や模様を観察しながら押してみるだけでも立派な作品に。緑だけでなく、青や黄色など夏らしい色も使ってみましょう。
  • ひまわりの立体製作
    ペーパーカップを中心にして、黄色い折り紙を花びら型に切って貼り付ければ、立体的なひまわりが完成。種の部分は黒い絵の具をスポンジでポンポンとスタンプすると、よりリアルに。

活動をスムーズに進める保育士の工夫

製作準備を時短!使いやすい素材と道具選び

3歳児が安全に扱える「太めのクレヨン」「スティックのり」「丸いハサミ」など、年齢に合った道具を選びましょう。また、事前にパーツを切っておくと当日の進行がスムーズです。

「やってみたい!」を引き出す導入アイデア

七夕の絵本や、海の生き物の写真を見せるなど、製作の前に「わくわくする時間」を作ることで、活動への意欲が高まります。

子どもが誇れる「見せる展示」の工夫

完成した作品は、教室内の壁や天井に飾って「見える化」することで、子どもたちの満足感や達成感に繋がります。保護者のお迎え時にも話題になります。

家庭とのつながりを深める7月製作の活用法

短冊に家族の願いを書いてもらおう

園で子ども用の短冊を製作したら、家族にもお願いして「保護者バージョン」を書いてもらい、玄関や廊下に一緒に掲示するのもおすすめ。園と家庭が一体になった行事になります。

持ち帰った作品で家庭に会話を生むには

子どもたちが自分の作品について話したくなるよう、保育士から保護者に「どこを工夫したか」などの簡単なコメントを伝えると、家庭での会話が広がります。

製作を通して「季節を感じる家庭環境」を提案

作品を家でも飾ってもらえるよう、保育だよりなどで簡単な飾り方や収納のアイデアを紹介するのも喜ばれます。

まとめ|3歳児の7月製作は、心と季節をつなぐ遊び

3歳児にとって製作は、季節を感じる大切な「遊び」のひとつ。七夕や夏の自然を題材にした製作は、子どもたちの表現力や好奇心を引き出す絶好の機会です。「できた!」「たのしかった!」の気持ちを大切に、保育園でも家庭でも、心に残る製作体験を重ねていきましょう。

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