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【秋の壁面アイデア】ぶどう製作で保育室をかわいく彩ろう|年齢別アイデアと飾り方の工夫

目次

秋にぴったり!ぶどうの壁面飾りが保育で人気の理由

秋は果物の季節。子どもたちにとっても「ぶどう」は身近で親しみやすいモチーフです。紫や緑の粒が集まってできる形は、子どもが表現しやすく、保育園の壁面製作にもよく取り入れられています。

子どもに身近な果物「ぶどう」で季節感を表現

絵本や食事のメニューにも登場することが多いぶどうは、子どもたちの生活に根差した果物です。実際に食べた経験がある子も多いため、製作活動に取り入れると「これ食べたことある!」「紫のぶどうにしたい!」と楽しんで取り組めます。

※以前は給食でも提供している事がありましたが、のどに詰まらせてしまう事故も多く最近は提供しない園も増えている為、食事のメニューという書き方にしています。

壁面装飾が子どもの情緒や活動意欲に与える効果

保育室にぶどうの壁面が広がると、秋らしい雰囲気を感じられるだけでなく、子どもたちの気持ちも盛り上がります。自分の作品が壁に飾られているのを見ることで、達成感や自己肯定感が育ち、さらに活動意欲にもつながります。

保育園で楽しめるぶどうの壁面製作アイデア

壁面製作は、子どもの年齢や発達段階に合わせて工夫すると、より楽しみながら取り組めます。ここでは年齢別のぶどう製作アイデアを紹介します。
簡単に行えるアイデアもあるので、ぜひ参考にしてみてもらえると嬉しいです!

1歳児・2歳児向けのシンプルな製作

小さな子どもには「貼る」「押す」といったシンプルな動作で楽しめる活動がぴったりです。

  • シール貼りぶどう:丸いシールを画用紙にペタペタ貼ると、あっという間にぶどうの粒に。色を混ぜてもかわいらしい仕上がりになります。
  • スポンジスタンプ:丸く切ったスポンジに紫や緑の絵の具をつけてスタンプ。スタンプの重なり具合で味のあるぶどうができます。

3歳児以上向けの発展的な製作

少し年齢が上がると、手先の器用さや表現力が育ってくるので、細かい作業にも挑戦できます。

  • 折り紙ぶどう:折り紙を小さく丸めて粒に見立て、画用紙に貼ってぶどうの房を作る。色を選ぶ楽しさも加わります。
  • ちぎり絵ぶどう:紫や緑の折り紙をちぎって貼ると、質感のある仕上がりに。指先を使うことで巧緻性も養われます。
  • 共同制作の大ぶどう:大きな模造紙に房の形を描き、みんなで粒を作って貼ると迫力のある壁面に。クラス全体の一体感も生まれます。

身近な素材を活かしたアイデア

  • 紙皿ぶどう:紙皿に丸シールや絵の具で粒を描き、吊るすと立体的な飾りに。
  • 風船ぶどう:小さな風船に紫や緑の画用紙を貼り、吊るすと本物のようなぶどうが完成。
  • 毛糸やフェルトぶどう:触感のある素材を使うと、子どもが触って楽しめる飾りになります。

    ※身近な素材は特に幼児クラス以上で行うのがおすすめです。あらかじめ他クラスの先生と話し合って、どんな製作にするのか、どこに飾りつけをしたいか決めておくのがおすすめですよ。

ぶどうの壁面をかわいく飾る工夫

作った作品を壁に貼るだけでなく、飾り方を工夫すると、より保育室全体が華やかになります。

背景を工夫して季節感を出す

ぶどうだけを貼るのではなく、背景を付け加えると物語性が出ます。

  • ぶどう畑の風景:ぶどう棚やつるを描いて、房を吊り下げるように配置。
  • ぶどう狩りの場面:子どもたちの似顔絵を一緒に貼ると、まるで収穫しているような楽しい壁面に。

他の秋のモチーフと組み合わせる

ぶどうだけでなく、どんぐりや栗、落ち葉などを加えると秋らしさが一層広がります。色彩のバランスを工夫すると、全体がまとまった印象に。

☆しっかりした製作をしなくても、子ども達が自由遊びの時間に作った折り紙やイラストを貼るだけでも十分季節感が増えると思いますよ!

立体感を出す配置の工夫

粒を重ねたり、房を吊るすように飾ったりすると、平面だけではなく立体感が出て壁面がより映えます。天井や窓枠を活かして立体的に飾るのもおすすめです。

※ただし、紙皿などは重さも出てくるので落下しないように一つずつテグスを付けて飾るなどの工夫をした方がよさそうですよ。

壁面製作を保育に取り入れるねらい

壁面製作はただの飾りではなく、子どもの育ちにさまざまな効果をもたらします。

季節を感じる体験を子どもに与える

ぶどうの製作を通して「秋はぶどうの季節」ということを自然に学べます。保育室に季節感を取り入れることは、子どもたちの感性を育てる大切な活動です。

☆今となっては若干季節がずれていても食べる事は出来ますが、やっぱり旬の果物を食べてほしい!という視点で子ども達に知ってもらうきっかけにはなると思います。保護者の方にも伝える事で、「休日にぶどう狩りに行ってきました!」という家庭もいると思うので、園での製作は身近な存在になるのではないかと思っています!

指先の巧緻性・表現力を育む活動になる

シール貼りやちぎり絵、折り紙丸めなど、指先を使う活動は発達にとって重要です。同時に「紫にしたい」「緑も混ぜたい」といった子どもの表現力も引き出せます。

☆子どもの感性は一人ひとり違うので、子どもの想像力を伸ばしてあげる機会にもなりますよ!
ちなみに私が3歳児クラスで製作をした時は、緑のみのぶどうを作っていて、保護者に話したら「シャインマスカットが好きなんです!」と話してくれたこともありました。(笑)

達成感や共有の喜びを味わう

完成した作品を壁に飾ることで、子どもは「自分の作ったものが認められている」と感じます。さらに、クラス全員の作品が集まることで「みんなで作った!」という達成感も得られます。

まとめ|ぶどうの壁面製作で秋を楽しく彩ろう

保育に取り入れる「ぶどうの壁面製作」は、子どもが楽しめる活動でありながら、指先の発達や表現力を伸ばす貴重な経験になります。

  • 低年齢児にはシール貼りやスタンプなど簡単な方法
  • 幼児には折り紙やちぎり絵など発展的な活動
  • 飾り方の工夫で保育室全体に季節感を演出

今年の秋は、ぶどうの壁面を保育室内に飾って子ども達と一緒に季節を楽しみながら製作してみてください。

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