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運動会を彩る!保育園のパラバルーン演目アイデアと成功のポイント完全ガイド

保育園の運動会で人気を集めている演目のひとつが「パラバルーン」です。カラフルな布が舞い上がるたび、子どもたちの笑顔と歓声が広がり、保護者の感動を誘います。この記事では、保育園の運動会でパラバルーンを取り入れる際の選曲、技の構成、指導のコツなどを詳しく解説します。

目次

保育園で人気の「パラバルーン」とは?

引用:https://m.media-amazon.com/images/I/71VYnvwEJmL._AC_SX569_.jpg

パラバルーンの基本とは?年齢別の楽しみ方

パラバルーンとは、大きな円形の布(ナイロン素材など)を子どもたちで囲み、上下に動かしたり中に入ったりしながら楽しむ集団遊びです。色鮮やかなビジュアルと、リズムに合わせて一体感を味わえる点が魅力です。

  • 3歳児(年少):基本的な「上下」「波」などの動きを中心に、簡単な技を組み合わせます。
  • 4歳児(年中):技のバリエーションを増やし、「キノコ」や「気球」などの演出が可能に。
  • 5歳児(年長):チームワークを活かした「花火」や「宝石箱」などの感動的な技も加えられます。

集団演技に適している理由とその効果

パラバルーンの演目は「協調性」「集中力」「リズム感」を養えるうえ、視覚的にも華やかで観客に伝わりやすいのが特長です。友だちと息を合わせて布を動かすことで、クラスの一体感も深まります。

保護者ウケ抜群!感動を生む演目になるワケ

ふわっと舞い上がるバルーンの下から子どもたちが飛び出したり、中に入ってひょっこり顔を出したりする演出に、会場からは思わず笑いや拍手が起こります。練習の積み重ねが伝わる演技に、保護者の目頭が熱くなる瞬間も。

パラバルーン演目で押さえておきたい技と構成順

引用:https://m.media-amazon.com/images/I/61V0Z2KUWtL._AC_SL1080_.jpg

はじめに入れると盛り上がる「キノコ」「メリーゴーランド」

演目のスタートは印象が大切。布を一気に持ち上げて作る「キノコ」はインパクト大で、一気に会場の視線を集めます。「メリーゴーランド」は全員で回る動きが楽しく、ウォーミングアップにもぴったりです。

中盤に映える技「気球」「ドーム」「小波・大波」

中盤ではリズムの変化や動きのバリエーションを意識しましょう。

  • 気球:布を上に持ち上げたまま膨らませて、美しい丸い形を作ります。
  • ドーム:布をふわっと高く持ち上げ、中心で押さえて山のような形をつくる技。子どもたちの中に入っての演出も人気。
  • 小波・大波:テンポよく上下に振って、リズム感を楽しめます。

クライマックスで感動を誘う「花火」「宝石箱」

演目の締めは感動的な技で終わるのが理想です。

  • 花火:一斉に布を放り上げることで大きな開花のような見た目に。
  • 宝石箱:バルーンの中から一人ずつ子どもが出てきて、ポーズをとるなどの演出で観客を魅了します。

年齢や体力に応じた技の組み合わせ例

  • 年少:上下→波→キノコ→終了(約2分)
  • 年中:キノコ→ドーム→波→メリーゴーランド→終了(約3分)
  • 年長:キノコ→気球→小波・大波→花火→宝石箱(約4~5分)

選曲がカギ!パラバルーンに合うおすすめ曲

定番で盛り上がる!人気キャラクターソング

キャッチーなメロディで子どもも覚えやすく、保護者も知っている楽曲は鉄板です。

  • 『ジャンボリミッキー!』(ディズニー):ノリの良さと認知度の高さで鉄板
  • 『アンパンマン体操』:年少でもノリやすい
  • 『ぼよよん行進曲』(NHKおかあさんといっしょ):感動系の演出にも◎

感動を誘うスローテンポ系の楽曲

  • 『にじ』(中川ひろたか):ゆったりとしたバルーン演技にぴったり
  • 『ありがとうの花』(NHK):締めくくりの宝石箱に合わせると感動的に
  • 『ツバメ(YOASOBI with ミドリーズ)』:近年の保育現場でも大人気、メッセージ性が強い

曲のテンポと技のリズムの合わせ方のコツ

テンポの速い曲は動きを軽快に、ゆったりとした曲では「ドーム」や「花火」などで見せる時間を長くとることで、技の迫力を活かせます。曲のサビやリズムに合わせて技を配置するのが、自然な演出のポイントです。
実際に私がクラス担任をしていた頃や保育園で行っていた曲(流行りの曲)はこんな感じでした。

  • 『夏疾風』(嵐):大サビ前にパラバルーンの上にカラーボールを乗せて、パラバルーンでボールを飛ばす。
  • 『遠くの空 指さすんだ』(GReeeeN):歌詞に合わせて指をさしたり、走ったりしどの角度から見ても楽しめた。
  • 『青と夏』(Mrs.GREEN APPLE):ここ数年はミセスの曲を選曲する園が多いみたい。

選曲は誰が決める?保育士間での調整ポイント

園によっては運動会全体のテーマが決まっている場合も。学年ごとの成長段階や、他のクラスとのバランスを考え、保育士間で早めに調整しておくとスムーズです。

担任の好みで選曲は決まる!といってもいいほどですが、独断で決めるのではなく候補を数曲あげて園長先生や主任の先生に相談してみるのがベストです!
※ちなみに、こだわりの強い園長先生だと選曲した理由を聞かれる事もあるので、「好きだから…」だけではなく、子どもの成長にもリンクさせる理由を考えておくのをおすすめします。(笑)

パラバルーン演目を成功させる運営&指導のポイント

練習時の環境づくりと安全対策

  • 体育館や広めのホールで練習し、スペースを確保しましょう。
  • 床が滑りやすい場合はマットを敷く、靴下を脱がせるなど工夫を。
  • バルーンが子どもの顔を覆ってしまう場面では、必ず近くに保育士がサポートに入ります。

子どもたちのやる気を引き出す声かけテク

  • 「みんなの力で風をつくってみよう!」
  • 「すごいね!今の波、海みたいだったよ!」
    といった声かけで、子どもたちは一気に表情が輝きます。

保護者ウケを意識した演出のひと工夫

  • 1〜2人ずつバルーンから出てくる「宝石箱」演出は写真映え抜群。
  • 最後に全員で手をつなぐなど、エモーショナルな締め方もおすすめ。

当日の導線と道具準備チェックリスト

  • バルーンの配置場所を事前に確認
  • 係員(補助スタッフ)の配置確認
  • 音源チェック(Bluetooth・CDどちらでも対応可)
  • 子どもたちの入退場ルートを視覚的にマークする

まとめ:保育園のパラバルーン演目は感動と一体感を育てる時間に

保育園のパラバルーン演目は、ただの「見せ物」ではなく、子どもたちの成長や協力、努力の成果が詰まった特別な時間です。技の順序や選曲、練習の工夫次第で、観る人の心を動かす感動的な演出になります。

この運動会シーズン、ぜひパラバルーンで子どもたちの輝く姿を引き出し、忘れられない思い出を作りましょう。

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