お正月や新年の行事製作として定番の「だるま製作」。
だるまは、日本の文化や願いごとに触れられる縁起物として、保育園・幼稚園でも取り入れやすい製作題材です。
この記事では、だるま製作を保育に取り入れる意味から、
0・1歳児/2・3歳児/4・5歳児向けの具体的な製作アイディアまで、
実践しやすい形で詳しく紹介します。
☆私が保育園で働いていた保育園でも製作をした事があるので、少しでも参考になれば嬉しいです!
だるま製作を保育に取り入れる意味

だるまが持つ意味を子どもにどう伝える?
だるまには「転んでも起き上がる」「がんばる」「願いを込める」といった意味があります。
保育では難しく説明する必要はありません。
- 「ころんでも、また起きるだるまさんだよ」
- 「がんばりたいことを応援してくれるんだよ」
といった、子どもがイメージしやすい言葉で伝えることが大切です。
正月・行事製作としてのだるま製作の魅力
だるま製作は、
- お正月らしさを感じられる
- 赤や丸い形で親しみやすい
- 年齢に合わせてアレンジしやすい
という点から、行事製作として非常に取り入れやすい題材です。
「願い」「応援」をテーマにした関わり方
4・5歳児では、
「どんなことをがんばりたい?」
「できるようになりたいことはある?」
といった声かけをすることで、
製作が気持ちを表現する活動へとつながります。
0・1歳児向け|触って楽しむやさしいだるま製作

スタンプ・シールで作る「ころころだるま」
〈材料〉
- だるま型の画用紙(保育者が準備)
- 絵の具
- スポンジ・指スタンプ
- 大きめシール
〈作り方〉
- 保育者がだるまの形を用意する
- スポンジや指で絵の具をつける
- 画用紙に自由にスタンプする
- シールを貼って仕上げる
〈ねらい〉
- 絵の具の感触を楽しむ
- 色に興味をもつ
- 手指を動かす経験をする
〈声かけ例〉
「ぺたぺたできたね」
「赤くなったね」
素材に触れることを大切にした製作のねらい
完成度よりも、
- 触る
- 押す
- 貼る
といった体験そのものを大切にします。
安全面で気をつけたいポイント
- 誤飲防止のため小さな素材は使わない
- 絵の具は口に入れても安全なものを使用
- 必ず保育者がそばで見守る
2・3歳児向け|貼って描いて作るだるま製作

ちぎり貼りで作る「もこもこだるま」
〈材料〉
- だるまの台紙(画用紙)
- 色画用紙
- のり
- クレヨン
〈作り方〉
- 色画用紙を手でちぎる
- 台紙のだるま部分にのりで貼る
- クレヨンで目や口を描く
〈ねらい〉
- 指先を使う
- 自分で選ぶ楽しさを味わう
- 「貼る」動作を経験する
〈声かけ例〉
「どの色にする?」
「ここに貼ってみる?」
クレヨンで表情を描く楽しさ
この年齢では、上手に描くことよりも、
「描いてみたい」「やってみたい」
という気持ちを大切にします。
自分で選ぶ経験につなげる声かけ
色や貼る場所を自分で選べるようにすると、
主体的な製作活動につながります。
4・5歳児向け|考えて表現するだるま製作

折り紙・はさみを使っただるま製作アイディア
〈材料〉
- 画用紙
- 折り紙
- はさみ
- クレヨン・マーカー
〈作り方〉
- 折り紙で顔の部分を作る
- 画用紙を切って体を表現する
- 顔や模様を自由に描く
〈ねらい〉
- はさみの使い方を身につける
- 工程を考えて進める
- 自分なりの表現を楽しむ
願いや目標を込めただるまの表現
製作前に、
「今年がんばりたいことは何かな?」
と問いかけると、だるまに気持ちを込めやすくなります。
友だちと気持ちを共有する製作活動
完成後に、
- 作っただるまの紹介
- 願いごとの発表
を行うことで、言葉で伝える力も育ちます。
だるま製作を楽しむための保育の工夫

年齢差・発達差に配慮した進め方
- 工程を減らす
- 素材を変える
- できるところまででOKにする
ことで、無理なく全員が楽しめます。
見本の見せ方と自由表現のバランス
見本は「ひとつの例」として提示し、
同じものを作らせすぎないことがポイントです。
壁面・持ち帰り作品としての活かし方
完成しただるまは、
- お正月壁面
- クラス掲示
- 家庭への持ち帰り
として活用できます。
まとめ|だるま製作で行事をもっと身近に
子どもの思いを大切にする製作の視点
だるま製作は、
日本の行事文化に触れながら、気持ちを表現できる活動です。
正月製作を「楽しい思い出」にするために
完成度よりも、
「楽しかった」
「できた」
という経験を大切にすることで、行事製作は心に残るものになります。

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