保育園の発表会で人気を集めるプログラムといえば、やっぱり「ダンス」。
小さな子どもたちが音楽に合わせて体を動かす姿は、見ているだけで笑顔になれますよね。
近年は定番曲に加えて、Snow ManやYOASOBIなどの流行J-POPを取り入れる園も増えています。
この記事では、0歳から年長児までの年齢別におすすめの発表会ダンス曲を紹介。
「ジャンボリミッキー」や「ABCソング」などの定番はもちろん、話題の「カリスマックス」や「かわいいだけじゃだめですか?」も登場します!
保育園の発表会で「ダンス」が人気の理由

子どもが主体的に楽しめる表現活動
ダンスは、音楽に自然と反応して体を動かす中で、子どもたちが“自分らしさ”を表現できる活動。
難しい台詞や構成がなくても楽しめるため、年齢に関係なく全員が主役になれるのが魅力です。
年齢ごとに成長や表現の幅が見えるステージ
乳児クラスでは「手を叩く」「ジャンプする」など簡単な動き中心。
一方で年長クラスになると、列を作ったりポーズを揃えたりと、協調性や集中力がぐんと成長している姿を感じられます。
保護者が笑顔になる“参加型”の魅力
ジャンボリミッキーなど、保護者も知っている曲を使うと会場の一体感がアップ。
自然と手拍子が起こるような演目は、発表会のハイライトになります。
ダンス選びのポイント|年齢やテーマに合わせて選ぼう

0〜2歳児は「リズムと表情」を中心に
乳児期はテンポの良い曲や掛け声があるものがぴったり。
表情や体の揺れなど、自然な動きを楽しむことを大切にしましょう。
3〜5歳児は「振り付け+構成」で見応えを
年中〜年長になると、フォーメーションを取り入れると一気に発表会らしさが増します。
立ち位置の移動やペアダンスなど、挑戦の幅を広げるのもおすすめです。
季節や発表会テーマにリンクさせる工夫も
発表会全体のテーマ(たとえば「ありがとう」「笑顔」「冒険」など)に合わせて曲を選ぶと、統一感のあるステージになります。
乳児クラス(0〜2歳)におすすめの発表会ダンス曲

わーお!(りんごの木)|体をめいっぱい動かして楽しむリズム遊び
NHK「いないいないばあっ!」でおなじみの人気曲。
ジャンプやしゃがむ動きが多く、保育士と一緒に楽しむのにぴったりです。
振り付けが覚えやすく、初めての発表会にもおすすめ。
☆ちなみに私が働いていた保育園の1歳児クラスでよく選曲していました!子ども達も日頃から楽しんで踊っていた曲だったので、日頃の姿も含め保護者の方に見てもらえましたよ。
ピカピカブ〜!(おかあさんといっしょ)|笑顔で踊れる人気の曲
かわいい振り付けと「ピカピカ〜」の掛け声が楽しい一曲。
子どもたちが思わず笑顔になるリズムで、観客もつい手拍子をしたくなります。
からだ☆ダンダン!(おかあさんといっしょ)|みんなで元気に体操ダンス
体の部位を指差しながら動くので、自然に体の名称を覚えられます。
音楽に合わせて「動く=学ぶ」につながる人気ソングです。
☆0歳児クラスからでも楽しんで踊れる一曲。お家でもおかあさんといっしょを見ながら親子で踊る事も出来ちゃいますよ!
ABCソング|英語のリズムに合わせて楽しく体を動かす
英語のアルファベットを歌いながら体を動かす定番曲。
英語への親しみを育むほか、発音のリズム感を身につける良い機会にも。
☆私が働いていた保育園では英語指導もあったので、取り入れた年もありました。
おさかな天国|懐かしくて盛り上がる“ほのぼの系ダンス”
「さかな さかな さかな〜♪」のフレーズでおなじみの一曲。
魚の帽子を被って踊れば、かわいさ満点! 保護者も懐かしさで思わず笑顔になります。
☆運動会のテーマが『海の生き物』だった年の発表会で、ダンスとして選曲しました。難しい振りにしなくても、保護者も聞き馴染みがあるので楽しんでもらえましたよ!
幼児クラス(3〜5歳)におすすめの定番・人気ダンス曲

ジャンボリミッキー!|ディズニー好きが夢中になる大人気ナンバー
明るくポップなリズムで、小さな子どもでも踊りやすい定番曲。
カラフルな衣装やミッキーの耳をつけると、一気に華やかになります。
親子ダンスとして取り入れても大盛り上がり!
☆3歳児クラスで取り入れていた曲です。子ども達だけでなく、その当時の担任の先生がディズニー好きだったので先生も毎日楽しそうに踊っていたのを今でも覚えてます。(笑)
パプリカ(Foorin)|世代を超えて愛される定番曲
ゆったりとしたテンポの中に、希望と笑顔が詰まった名曲。
年長クラスのフィナーレにもおすすめで、手話を取り入れると感動的なステージになります。
学園天国(フィンガー5)|明るくノリの良い昭和レトロダンス
「ヘイヘイヘイ!」の掛け声で会場が一体に。
昭和の名曲ながら、子どもたちにもノリやすいテンポで人気が復活しています。
☆4歳児クラスで取り入れていた選曲です。保護者の方にも分かりやすく、子ども達もノリノリでかけ声を言っていました。一曲踊り終わると疲れ切っていたのも思い出ですね。(笑)
Make you happy(NiziU)|縄跳びダンスで会場も盛り上がる
縄跳びダンスで有名な振り付けを取り入れれば、可愛さ満点!
キラキラした衣装を着て“アイドル気分”で踊るのもおすすめです。
☆4歳児の女の子グループが選曲していました。とにかくアイドルになりきりたい子ども達が踊り、保護者は我が子を推しにして見ている光景が現代だなぁと感じたのを覚えています。
Habit(SEKAI NO OWARI)|ノリのよいリズムでフォーメーションダンスに最適
テンポの良いビートで自然と体が動く曲。
全員でステップを合わせる練習に向いており、年中児にも挑戦しやすい一曲です。
アイドル(YOASOBI)|流行J-POPを取り入れて“今っぽく”演出
子どもたちが耳にしたことのある人気曲。
ポップでかわいい振り付けを取り入れることで、トレンド感のあるステージに仕上がります。
話題のJ-POP・キッズダンスナンバーで差をつけよう

CUTIE STREET「かわいいだけじゃだめですか?」|キュートで明るいガールズダンス
SNSでも注目の一曲。テンポがよく、振り付けも覚えやすいため年中〜年長の女の子グループに人気です。
ピンクやパステルの衣装で“ステージアイドル風”に演出すると映えます。
Snow Man「カリスマックス」|キレのある動きで発表会のトリにぴったり
ダンサブルでかっこいいJ-POPナンバー。
男の子グループに特に人気で、サングラスやキャップなどを使った“クールな演出”もおすすめ。
年長児の締めくくりにふさわしい迫力あるステージになります。
☆2025年流行りの曲と言えば、この曲です!何年か前に同じくSNOW MANの『ブラザービート』が出た時も発表会などのダンスに取り入れられてた園が多かったので、今年はこの曲が使われるのではないかな?と予想しています!
YOASOBI・NiziUなど流行曲で保護者も共感
子どもたちが普段耳にしている曲を使うと、親子で共有できる喜びが増します。
最新ヒット曲を選ぶことで「今年らしい発表会」を演出できます。
発表会を盛り上げる演出アイデア

衣装と小道具で曲の世界観を表現
- ジャンボリミッキー:赤・黄・黒の三色を基調にミッキー風コーデ
- CUTIE STREET:リボンやハートをあしらったフリル衣装
- カリスマックス:黒・シルバーのジャケットでクールに
- おさかな天国:魚の帽子と青いスカーフで海をイメージ
小道具は100均アイテムやフェルト素材を使うと軽くて安全。
ステージ映えする小物を工夫するだけで、完成度が一気に上がります。
練習を楽しむコツと子どものやる気を引き出す方法
- 短いフレーズを繰り返し練習して“できた!”を積み重ねる
- 鏡や動画を見てポーズを確認する
- 「笑顔で踊ること」を合言葉にして本番も楽しく!
全園児参加型フィナーレで感動を
最後に全員で「ジャンボリミッキー」や「パプリカ」を踊る構成は、定番ながら大盛り上がり。
年齢の違う子どもたちが一緒にステージに立つ姿は、会場全体を温かく包みます。
まとめ|発表会ダンスは園全体の思い出づくり
音楽と笑顔がつなぐ保育のステージ
ダンス発表は、子どもたちの成長や自信を“形”として感じられる特別な時間。
音楽の力が子どもも保護者もつなげ、心に残る瞬間を生み出します。
子どもたちの成長と自信を感じる時間に
発表会のステージは、一人ひとりの“がんばった証”。
曲選びや演出を工夫しながら、園全体で「楽しかった!」と感じられる発表会を目指しましょう。
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