4歳児向け

4歳児~子どもに人気のおすすめおもちゃ「キャプテン・リノ」~ヒットランキング常連~

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コロナ禍でおうち時間が増えている昨今、子どもと室内で過ごす時間も多いですよね。
「そろそろ新しいおもちゃを買おうかな?」と考えている方へ、現役保育士おすすめの簡単なボードゲーム「キャプテン・リノ」を紹介していきます。

カードゲームの「ジェンガ」!!注意や指先の感覚を養える!

「キャプテン・リノ」はドイツにあるおもちゃメーカーであるHABA社が販売している簡単なボードゲームの一つです。
昔遊んだ「ジェンガ」のようにカードを積み上げていくゲームなので、ルールもとても簡単です。

 

HABA社キャプテン・リノのおすすめポイント3選

①狭いスペースでも遊べる!

先程お伝えしたように、「キャプテン・リノ」はカードを高く積み上げていくゲームです。縦に伸ばしていくゲームなので、机の上やちょっとした床のスペースがあればすぐに遊ぶことができます。

 

②ルールを変えれば低年齢でも遊べる

「キャプテン・リノ」の対象年齢は5歳〜となっています。
たしかに細かなルールをすべて把握するのは少し大変なので、完璧に遊ぼうとすると対象年齢は5歳〜が妥当だと思います。
しかし、「積み上げていく」という面だけを考えればとても単純なルールなので、少人数で遊ぶのであれば3歳後半からでも遊ぶことは可能です。

 

③後片付けも簡単

車や人形、ブロックなどのおもちゃは一度遊んで散らばってしまうと後片付けが大変ですよね。特に低年齢だと片付けに一苦労しますよね。
こちらの「キャプテン・リノ」は箱の中にカードをしまうだけなので子どもでも簡単に片付けができます。時間がない時でもサッと集めて箱にしまうだけなので、大人もあっという間に片付けができます。

 

発育の狙い

①指先の感覚を養える

カードを積み上げていくというゲームなので、動きは単純ですが指先の運動になります。
発育において「掴む」「摘む」という動きはとても重要です。鉛筆を持つ、ハサミを使う、スプーンや箸を使う……といった動きにも繋がっていく動きなので、あそびの中で培われていくのは一石二鳥です。

 

②集中力アップ

とても単純なゲームではありますが、カードを積み上げていくにつれて高さが出てくると大人でも緊張が走ります。「倒さないようにしなきゃ」という思いが出てくると自然と集中力が養われます。

 

③順番を学べる

低年齢の子と一緒に初めて遊ぶ時には大人と一緒に積み上げるだけ、という方法もありますが、慣れてきたら親子で順番に乗せていくという遊び方ができます。
ルールのあるあそびの中で一番大切な「順番」を簡単に取り入れることができます。

 

「キャプテン・リノ」の遊び方

 

基本ルールは二つ折りにした壁カードと手札である屋根カードを使って倒さずに積み上げていきます。
正式な遊び方では「倒さずに手札が0枚になった人が勝ち」「屋根カードには種類があり出されたカードによってUNOのようにリバースやスキップをする」「キャプテン・リノの人形を屋根に乗せる」などと細かなルールがありますが、今回は低年齢(3歳後半~)でも遊べるようにアレンジする方法を紹介していきます。

 

はじめは親子で一緒に積んでいくだけ

3、4歳は発達に個人差がとてもあります。指先が器用な子もいれば、不器用な子ももちろんいます。はじめは「このおもちゃ、楽しい!」と感じるだけでも良いと思います。
いきなり順番で遊ぶのはおそらく難しいと思うので、はじめは見本を見せながら一緒にカードを積むというだけでも良いと思います。

 

慣れてきたら順番に積み上げていく

遊び方に慣れてきたら、次のステップとして親子で交互に積み上げていきましょう。その時に「次は○○の番ね」「次はママの番だから待っててね」などと簡単なやりとりをしながら遊ぶことで少しずつ「順番に遊ぶ」という簡単なルールあそびができるようになります。
低年齢である程「待つ」というのが苦手だと思うので、はじめは一対一で遊ぶのがおすすめです。
ルールも理解し、ある程度待つことができるようになってきたら3人、4人と人数を増やして遊ぶのも楽しいかと思います。

 

リノの人形や細かなルールは、なくても遊べる!

最初にお伝えしたように正式ルールは細かなものが多いですが、低年齢では混乱してしまうと思うので、「積み上げていく」だけでも充分楽しむことができます。

 

「キャプテン・リノ」のまとめ

簡単にまとめるとキャプテン・リノは
・ジェンガのように積み上げていくボードゲーム
・狭いスペースでも場所をとらずに遊べる
・指先の発達や集中力を養える
・3歳後半〜でも遊べる簡単なルール
・ルールのあるあそびの基礎である順番を教えられる

です。
おうちで遊べる簡単なボードゲームの一つとして、おすすめします。
もちろん発達には個人差があるので、無理せず遊んでくださいね!

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