お正月遊びの定番といえば「凧揚げ」。
空を見上げながら凧が風に乗って飛ぶ様子は、子どもたちにとってワクワクする体験です。
最近では市販の凧だけでなく、身近な材料で作れる手作り凧揚げが、保育園や家庭で注目されています。
この記事では、凧揚げの作り方を中心に、年齢別の製作アイディアや遊びを広げるコツを、保育の視点も交えながらご紹介します。
☆実際に私が保育園で働いていた時も手作り凧を作って、散歩時に持って行って遊んだ記憶があります。
先生達の参考になってくれれば嬉しいです!
凧揚げってどんな遊び?子どもにとっての魅力

凧揚げはなぜお正月遊びとして親しまれているの?
凧揚げは、日本で昔からお正月に楽しまれてきた伝統的な遊びです。
「高く揚がる=成長や健康を願う」といった意味も込められ、行事遊びとしても大切にされてきました。
保育園では、
「お正月ってどんな遊びがあるのかな?」
と季節の行事を知るきっかけにもなります。
凧揚げ遊びで育つ力
凧揚げは、ただ走って遊ぶだけでなく、
- 風を感じる感覚
- 空を見上げる集中力
- ひもを持って調整する手先の力
- 友だちと順番を守る経験
など、さまざまな育ちにつながります。
作る → 飛ばす → 振り返るという流れがあるのも、手作り凧揚げならではの魅力です。
凧揚げの作り方|基本の材料と準備

手作り凧に必要な材料
凧揚げの作り方は、とてもシンプルです。
以下のような身近な材料で作れます。
- ビニール袋(スーパーの袋や透明袋)
- 紐(毛糸・たこ糸・リボンなど)
- ストローや割り箸(年齢が高い場合)
- テープ(ビニールテープ・マスキングテープ)
- クレヨン・シール(装飾用)
特別な材料を用意しなくてもOKなので、思い立ったらすぐに製作できるのが魅力です。
※ペンを使う場合は出来るだけ油性ペンをおすすめします。(マッキーなど)
製作前に確認したい安全ポイント
凧揚げ製作では、
- 小さな部品を使わない
- 紐は短めにする(首や体に絡まないように)
- 角や切り口はテープで補強する
といった点に注意しましょう。
特に低年齢児では、完成度より「安全に楽しめること」を優先します。
【簡単】ビニール袋で作る凧揚げの作り方

ビニール袋凧の基本の作り方
- ビニール袋の持ち手を切り取る
- 袋の上部2か所に穴をあける(テープ補強がおすすめ)
- 穴に紐を通して結ぶ
- 下部分にしっぽ代わりの紐をつける
- シールやお絵描きで飾りつけ
これだけで、簡単な凧の完成です。
よく飛ばすためのコツ
- 紐は左右同じ長さにする
- しっぽをつけると安定しやすい
- 風のある日に無理をしない
「どうしたら飛ぶかな?」と子どもと一緒に試行錯誤する時間も、大切な学びになります。
年齢別|凧揚げの作り方アイディア

1〜2歳向け|シール貼りで楽しむ凧
低年齢児は、
- 保育者が形を作る
- 子どもはシール貼りや模様づけを楽しむ
という分担がおすすめです。
「作る楽しさ」「走って持つ楽しさ」を味わえれば十分です。
3〜4歳向け|お絵描き凧に挑戦
クレヨンやペンを使って、
- 顔を描く
- 模様を描く
- 好きな色を選ぶ
など、表現の幅が広がります。
自分だけの凧を作ることで、愛着も増します。
5歳児向け|骨組みに挑戦する凧作り
年長児になると、
- ストローや割り箸で骨を作る
- 紐の位置を考える
など、少し工程の多い凧揚げの作り方にも挑戦できます。
「どうしたらよく飛ぶか」を考える姿は、まさに探究活動です。
保育園で凧揚げ製作を楽しむ工夫

集団製作での進め方
保育園では、
- 工程を分けて説明する
- 見本を見せながら進める
- 難しい部分は保育者が補助する
ことで、集団でも無理なく進められます。
戸外遊びにつなげるポイント
完成後はすぐに園庭へ。
「今日は凧揚げをしよう!」という流れを作ることで、活動が自然につながります。
※園庭がない保育園は近くの広い空間のある公園へ出かけましょう!遊具が多かったり、他園の子ども達も集まりそうな公園だとのびのびと楽しむ事が出来ないので、運動広場などがおすすめです。
家庭で楽しむ凧揚げ|親子時間をもっと楽しく

おうち時間・公園での楽しみ方
家庭では、
- お正月のおうち時間
- 近所の公園
- 広場
など、身近な場所で楽しめます。
親子で一緒に走る時間は、特別な思い出になります。
風が弱い日の代替アイディア
風がない日は、
- 室内で持って走る
- 扇風機の風で試す
- 飛ばす真似遊び
などに切り替えてもOKです。
凧揚げ製作でよくある失敗と対処法

凧が飛ばないときは?
- 紐が長すぎないか
- バランスが偏っていないか
- しっぽが短すぎないか
を一緒に確認しましょう。
安全面で気をつけたいこと
- 周囲に人がいない場所で行う
- 電線の近くでは遊ばない
- 走る方向を確認する
といった声かけも大切です。
☆子ども達は楽しくなると周りが見えにくくなってしまうもの。広い空間の確保をしてあげるのは保育士さんの役目なので、あとは子ども達に「まっすぐ前を見てね。」「周りを見ながら走ってね!」など声をかけてあげるようにしましょうね。
まとめ|手作り凧揚げで季節の遊びを楽しもう
凧揚げは、作る楽しさと遊ぶ楽しさを同時に味わえる行事遊びです。
完成度にこだわらず、
「できたね」
「飛んだね」
という経験を大切にしていきたいですね。
凧揚げの作り方を通して、季節を感じる楽しい時間を、保育園でも家庭でもぜひ取り入れてみてください。

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